映画『ベスト・キッド(The Karate Kid)』2010年リメイク版、6月2日の「金曜ロードSHOW!」
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映画の『ベスト・キッド』というと1984年製作の空手を白髪の老人(?)に少年が教わるシリーズも大ヒットしました。
そのリメイク版ということですが、英語のタイトルは『The Karate Kid』とオリジナル版と同じまま、武術は空手がカンフーに変わっています。
ウィル・スミスは製作で、息子のジェイデン・スミスが主演。
ジェイデン・スミスといえば、8歳のときにウィル・スミス主演の映画『幸せのちから』で映画デビュー。
『幸せのちから』はDVDをレンタルして観た映画で、当時は親子だと知らずに観て、後々インターネットで親子というのを知りました。
テレビで映画を観ることも少なくなっていたのだけど、最近私の中で「金曜ロードSHOW!」が楽しみになっています。
来週(2017年6月9日)の「金曜ロードSHOW!」は、ヒュー・ジャックマン主演の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』が放送予定となっていて、こちらも楽しみ。
肝心の『ベスト・キッド』のあらすじと感想は、
アメリカのデトロイトで育った少年・ドレ(ジェイデン・スミス)は、母親と北京に引っ越してくる。
そこのアパートの管理人のハン(ジャッキー・チェン)は、過去の出来事によってあまり人と関わらないような人物で。
ドレはバイオリンを弾く少女メイと出会って話をしていると、同級生の少年たちに見られていじめられるようになる。
ある日、殴られていたドレをハンが助けたことから、ハンにカンフーを習うことに。
敵対していた少年たちの道場の師範とも話し、武術大会で勝負することを約束する。
といった、ストーリーとしては王道で分かりやすい映画。
この映画の魅力の一つに、修行する場所の美しさもあると思います。
特に中国の仙人が出てきそうな山からの景色が美しい~!
なんていう名前の山なのか調べてみると「武当山」という世界遺産にも認定されている山でした。
万里の長城などでもロケをしているので、それだけでも見ごたえがあります。
映画を観ながら色んな名所が見られるのも、ロケ地がどこだろうという楽しみもあって良い所ですよね。
もちろん、ジャッキー・チェンとジェイデン・スミスの演技も良いです。
ジャッキー・チェンは、この映画ではアクションシーンが殆どないのが少し残念だけど、ジェイデン・スミスが可愛いです。
ジェイデン・スミスが演じているドレが少女メイと会ったときにダンスも踊っていて、主題歌の「Never Say Never(ネヴァー・セイ・ネヴァー)」もジャスティン・ビーバーと歌っています。
ジャッキー・チェンのほうは、過去のことがあってシリアスな演技だったけど、ハンとドレの関係が演技というより雰囲気が良いです。
2010年に『ベスト・キッド』の公開で来日したときの記者会見で、ジェイデン・スミスはジャッキー・チェンのことを「中国のお父さん」と慕うほどまでになっていたらしいので、映像にもそういうのが伝わっていたのかもしれません。
オリジナル版の『ベスト・キッド』と比べてしまうところもあるかとは思いますが、私は別のストーリーとして見ました。
現代風な話になっていたのも大きいと思います。オリジナルのストーリーをあまり覚えていないのもあります。
以前にも観ていた映画なので、2度目の鑑賞でした。
何度観ても山の上でコブラと対面して片足立ちになっている女性の場面は、圧倒されます。高い所を見るのは怖いのに、不思議と目が離せないシーンです。