『SING/シング』、どこかで聴いた事のある懐かしい曲から最新曲まで楽しめる映画
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この映画はミュージカルに入るのかな?色んな洋楽が楽しめる映画です。
字幕派と吹き替え派にわかれそうですが、私は字幕で観ました。
吹き替えのほうも観る機会があれば観てみたいキャストになっています。
2016年12月公開のアメリカ映画。
洋楽が好きなら楽しめると思います。動物たちのアニメーションも楽しくて、こんな街に住んでみたいという気持ちになれるエンターテイメント。
・バスター・ムーン :マシュー・マコノヒー(吹き替え・内村光良)
コアラの劇場の支配人。経営難の劇場をなんとか建て直そうと奮闘する。
・ミーナ :トリー・ケリー(MISIA)
ゾウの女の子。歌は上手いが、恥ずかしがりやすぎてオーディションで歌えない。
・アッシュ :スカーレット・ヨハンソン(長澤まさみ)
ヤマアラシの少女。最初は彼氏と組んでいたパンクロッカー。
ゴリラの男の子。父の盗みの仕事を手伝いながら、ピアノの弾き語りを練習する。
・ロジータ :リース・ウィザースプーン(坂本真綾)
ブタの主婦で、25人の子沢山。主婦業をしながら歌が好き。
・マイク :セス・マクファーレン(山寺宏一)
ネズミの男性。ストリートミュージシャンとしてサックスや歌を演奏している。
ここからネタバレも入っています。
あらすじは、劇場の支配人をしているコアラのバスター・ムーン(マシュー・マコノヒー)が、劇場の存続をかけてオーディションを開催するのを思いつく。
バスターは賞金を1000ドルにするつもりが、チラシを作っていた秘書のミス・クローリーの手違いで賞金10万ドルと印刷されてしまう。
オーディションがあるのを知った動物たちが、翌日集まってきて、様々なジャンルの音楽が演奏される。
賞金が10万ドルという設定になっているのにバスターは焦って、友人の祖母のナナにスポンサーをお願いするが、劇場が壊れてしまう。
音楽もいっぱい流れていて、歌やダンス、演奏のシーンが多いのだけど、それでも一人一人の物語も分かるように描かれています。
主人公のコアラも、いい加減そうに見えるのだけど、やりたいことを諦めない気持ちが動物たちにも生じて、みんんがやる気になっていくのが良い。
だからといって、「夢を諦めないで」というような押し付けがましいメッセージがあるわけじゃないから、私にも観やすい映画でした。
諦めないというよりも、みんな舞台で音楽を演奏するのが大好きな仲間で。
ブタの主婦ロジータの日常は、旦那さんには仕事で疲れてしまっていて、子どもは25人と多くて大忙しの日々。
オーディションを受ける為に、家の中を改造していたのは楽しかった。家事と育児に追われていたけど、ステージを見に来た旦那さんがロジータに惚れ直すシーンもあったり。
ゾウのミーナも、家族からも期待されるくらいの美しい歌声だけど、人前で歌うのは怖くて。
それでも音楽が大好きだから、舞台のお手伝いをしていて、最終的には人前で歌うことができます。
そういう風に登場人物が多くても、その動物の生活なども分かるようにストーリーになっているところにも好感が持てました。
昔ミュージカル映画になると、ストーリーで会話しているときに急に歌が始まるのが苦手で敬遠していたことがありました。(最近はミュージカル映画も好きになっています。)
この『SING/シング』は、会話と音楽がはっきりしているところが、私的に観やすかったです。