「NEWS ZERO」で、櫻井翔主演のドラマ『先に生まれただけの僕』でも使われていたアクティブラーニングが話題に
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「先に生まれただけの僕」のドラマでアクティブラーニングという言葉を知りました。
私が学生だった頃は、先生の授業を聞いて、その内容と黒板をノートに書いていました。あまり真面目に授業を受けてもいなかったけれど・・・
このアクティブラーニングというのを知る前に、「詰め込み教育」から「ゆとり教育」に変わって、現在は「脱ゆとり教育」というものらしい。
いつの時代でも、年配の方が酔っ払ったりして「まったく最近の若者は~」と愚痴を言うのは、変わっていないような気がします。
私も「ゆとり世代」と言われている人達を羨ましく感じたり、テレビで今時の女子高生がインスタ映えするような可愛いスイーツを食べているテレビを見ても楽しそうでいいな~と思ったりしています。
そんな中、ゆとり世代・ゆとり教育と聞くと、「ゆとり」という言葉が連想するものって、どうしてもゆるい優しい教育を受けて育ったんだなと思えるところもあったり
実際に、詰め込み教育のときよりも、授業量が減って完全週休二日制になった時代でもあります。
「ゆとり世代」という話になると、どうしても悪く言われることが多いですが、この時代に教育を受けるように生まれてしまった人の中で、この言葉を言われたくない人も多いかもしれません。
私はなんとなくだけど、教育の変化って、その時代に合っている教育になっていくように感じています。
そして「詰め込み教育」でもなく「ゆとり教育」でもない教育方針を文部科学省は導入しようとしています。
その教育現場で注目されているのが「アクティブ・ラーニング」という教育方法。
ただ、この「アクティブ・ラーニング」という授業は、教師も今までの授業以上に生徒の一人ひとりを見ていないと難しい面がありそうだなと思います。
私は全く教育に関係のない人間なので、ただの独り言と思ってくれれば幸いです。
『先に生まれただけの僕』のドラマでは校長役の櫻井翔が、黒板に生徒の名前を全て貼って行って、正解した人は右に名前を移動させるというのをしようとしていました。
目標は全員が正解して名前を右に移動するということで、分からない人に分かっている生徒が教えて皆で協力して正解しようというのをやっていました。これは失敗に終わっています。
その後、英語の授業で二人が組んで、英語だけで絵を説明するという授業は成功していて。これはドラマの中の授業なので生徒も楽しんでいるように見えました。
とりあえず、私が理解したアクティブ・ラーニングの授業とは
生徒が受動的に勉強するのではなくて、能動的に授業に参加して学ぶことができるようにすること。
私がもし今から学生になるとして、アクティブ・ラーニングの授業を受けたいか?と問われると、授業の内容と一緒に問題を話し合う相手にもよる、と答えるかな。
生徒対生徒やグループで話し合ってということは、この会話に入れないと仲間はずれになる可能性もあるわけで・・・
また話すのが苦手な内気な子などにとっては、急にアクティブ・ラーニングが導入されると学校に通学するのも苦痛になりそうな。
それでもグローバル化していく世の中で、社会で活躍することを考えると、ディスカッションやディベートに慣れていないと不利だろうなと。
以前、NHKで放送されて話題になったハーバード大学教授マイケル・サンデルの講義「白熱教室」を思い出します。
確か、どちらを選んでも誰かは亡くなるという設定で、どちらを選ぶかを議論していて、これは普通に亡くなる人が少ない方を選ぶよね・・・とモヤモヤした気分のまま終わった講義もあったような。
それでもテレビを見ていて、こういう講義って凄いなって思った記憶があります。
アクティブ・ラーニングは、色々な方法があるみたいで、「NEWS ZERO」で紹介していた授業では、プリントの文章に自分で考えて突っ込みを入れよう、というものもありました。
自分で考える力が日本人にはないというよりも、自分の考えを言葉にするというのが苦手な人が多いと思います。
私は詰め込み教育の時代で、先生の言うことはききなさい、目上の人や周りに合わせなさいという教育だったからか、気持ちを口にするのが苦手な部分があります。
アクティブ・ラーニングは、科目によっては調べるのに時間がかかるものもあると思うので、道徳や哲学、国語などが合っているのではないかなと。
私自身、子どもの頃から引っ込み思案な性格ではあったけど、興味があったり知識として知りたいことは、このアクティブ・ラーニングの授業を受けてみたかった。
教育が良い方向へと変わっていくといいなと願っています。