読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

しくじり先生、オリラジ中田の授業は宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』

テレビ

スポンサーリンク

昨夜(2017年1月23日)のしくじり先生で、オリエンタルラジオ中田敦彦の国語の授業がありました。ネタバレあります。

オリラジ中田先生の授業って分かりやすく解説してくれるので、昨夜は授業があると知って楽しみにしていました。

その授業も「名作文学から教訓を学ぼう!」ということで、文学作品は『銀河鉄道の夜』が選ばれていました。

 宮沢賢治の本と言えば、『銀河鉄道の夜』も有名ですが『注文の多い料理店』も有名ですよね。

昔、その『注文の多い料理店』を読んで、私の中ではホラーのお話と思ってからは、宮沢賢治を読んでいないままになっています。

宮沢賢治の文庫本は何冊かは持っているのですが・・・

 

銀河鉄道の夜』の映画も観たことがあるのだけど、猫が列車に乗っていて、カタカナの名前だったこと

猫は友達同士で、ずっと一緒にいようね、というような約束をしていた気がするということくらいしか覚えていません。

 

そんなこともあって、このオリラジ中田先生の授業は、宮沢賢治に対する怖いというイメージを消せるかな、と思いながら観ていました。

宮沢賢治が岩手のことを「イーハトーブ」と呼んでいたという話も初めて聞きました。

またベートーヴェンが田園で写真を撮っているのに憧れて、同じポーズで写真も撮っていたとのことでした。

 

そういうことから、宮沢賢治には西洋に憧れていたのかな、というのが思い浮かんできますね。

ジョバンニという主人公と、親友のカムパネルラという名前も日本じゃない名前です。

 

映画も観た記憶はあるし、小説も読んでいるかもしれないなと思いながら、中田先生の授業を聞いていたのですが、最初から知らない話だったというのが現実です。

映画で観ていたのも、猫が主人公とは思っていなかったけれど、銀河を列車で旅していたのだと思っていたから、間違ってますね・・・。

 

勉強になったのは、銀河の話をしていて地球がある銀河のことを「天の川銀河」というのも初耳でした。

私が無知すぎると言われれば、そうなのだけどね(笑)

そんなことよりも、CGによる映像が素晴らしく美しくて感動しました。

プラネタリウムで上映されたKAGAYAさんという方の「銀河鉄道の夜」だと思います。

Blu-rayでも発売されていると言っていたので、これかな。

大画面で見たくなるような美しさに、うっとりしていました。

 

学校ではつらい日々を送っていたジョバンニが、急に列車に乗っていて、何故かそこにはカムパネルラも乗っていた。

で、宮沢賢治って戦前の人で、タイタニック号の事件も宮沢賢治が16歳のときにあったことらしくて。

二人が乗っていた列車に、タイタニック号にいた人達が乗ってきた?

ん?ややこしくなってきたぞ、と思いながら、授業を聞いていると、今度はドヴォルザークドボルザーク)の交響曲第9番ホ短調新世界より」の曲が流れてきた。

この「新世界より」は、ドヴォルザーク交響曲では最後の曲で、この第2楽章って「家路」と呼ばれていて、ドヴォルザークがアメリカにいたときに、新世界から故郷のボヘミアへと想いを向けて作った作品。

特に第2楽章の「家路」は、郷愁を語っているようなメロディーで、お店が閉まる時間や学校の下校などにも使われている曲のような。

 

銀河鉄道の夜』の美しい映像が流れて、綺麗な世界だなと思っていたけれど、どこの世界なんだろう?

「ハレルヤ、ハレルヤ」って言いながら、終点の南十字星で皆は下車していく。

南十字星には、大きい十字架があって・・・なんだか、凄く奥が深い話のような気がする。

 

列車の中には、ジョバンニとカムパネルラだけが残されて走り出すけど、闇の中に近づいてく。

そこから話は結末へと向かっていくが、列車の中からカムパネルラは消えて、ジョバンニも現実世界へと戻って、待っていたのはカムパネルラの死。

 

その後、有名な詩『雨ニモマケズ』の解説で、これは作品じゃなくて、死を目前にしたときに自分のために書いたメモだった。

宮沢賢治という人は、人のために生きて、それを最後に詩で書いた人ということなのかなと。

他の作品なども、もう少し読んで宮沢賢治という人間を知りたくなった授業でした。