映画『ライアー ライアー』(Liar Liar)、ジム・キャリーの一人コメディが面白い


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久しぶりに見て、ジム・キャリーが若い!と思ったら、1997年のアメリカ映画と20年経っている映画でした。

監督はトム・シャドヤックで、ジム・キャリー主演映画「エース・ベンチュラ(1994年)」「ブルース・オールマイティ(2003年)」でも監督を務めています。

 

キャストのモーラ・ティアニーはテレビドラマ「ER緊急救命室」のアビー役が私の中では好きだった女優さん。

 あらすじと感想

 

学校でお父さんやお母さんのお仕事を発表するところから始まります。フレッチャー・リード(ジム・キャリー)の息子、マックス・リードは、パパの仕事はliar(うそつき)と言い間違いをして、裁判所に行くと言ってlawyer(弁護士)だと伝わる。

でも、フレッチャーは嘘をつくのが上手いから一流の弁護士ということです。

息子のマックスはパパと約束しているのを家で待っているけれど、パパがなかなか来なくて別れた妻のオードリー(モーラ・ティアニー)がなんとかなだめながら待っている。

遅れて来たフレッチャーだけど息子マックスはパパのことが大好きで、飛びついて喜びます。このマックス役の男の子がすっごく可愛い!

フレッチャーとマックスが出かけるところに、ジェリー(ケイリー・エルウィス)がやってきて、現在のオードリーの彼氏みたい。そのジェリーが引っ越すことになっていてオードリーとマックスにも一緒に来て欲しいと...

オードリーはジェリーに結婚も申し込まれているけれど、マックスがフレッチャーを大好きで一緒に遊んでいるととても楽しそうだから、遠くに行って二人が会えなくなるのを気にかけていて。

 

マックスの誕生日パーティーまでフレッチャーは行けないのを嘘をついて誤魔化します。そこでマックスは「明日一日だけでいいからパパが嘘をつきませんように」とお願い事をすると、フレッチャーは嘘がつけなくなった!

 

 

あらすじとか内容は、子どもがかわいそうになってくるところもあって。私も子どもの頃に親が約束を守ってくれないのも嘘をつかれていたことや、大人は言い訳が上手くてずるい~!と思っていたこともあるので、そういうトラウマがある方は思い出してしまう映画かもしれません。

 

この映画は、ジム・キャリーの変顔?顔芸?や、一人コメディの演技を楽しむ映画として見るのが一番良いと思っています。

嘘がつけなくなってからのフレッチャーは、法廷でも弁護をしながら嘘がつけなくて大変なことになります。

なんでも本音を言っちゃうから、話しかけられた人みんなに毒舌をあびせちゃって笑えます。

青いペンひとつでも、赤と嘘を言おうとしても言えなくて、必死で一人でペンと格闘するジム・キャリーの演技が面白すぎる。

 

嘘をつこうとして言葉が出ない演技など、よくそこまで表情をコロコロ変えられるなと不思議なくらい顔が動くよね。

ジム・キャリーのコメディ俳優としての演技が楽しめる映画の一つだと思います。