3月8日の金曜ロードSHOW!で2018年に大ヒット映画『カメラを止めるな!』が放送!
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あれだけ話題になった映画だったので、テレビで放送することだし鑑賞してみました。
冒頭の40分近くはCMを入れないでノーカットでの放送ということも、なんのことか分からないほど予備知識ないままです。
副音声では監督と出演者が生で映画の解説をトークしているということで、そっちも聞きたかったのだけど、初見だったから普通に観ました。
ネタバレありになると思いますので、見ていない方は注意してください。
といっても、私がちょっとだけどこかで宣伝を見て、『カメラを止めるな!』を低予算のゾンビ映画だと思い込んでいただけなのかも。
私が元々ホラー映画が苦手ということもあって、この『カメラを止めるな!』が話題になっていても、アメリカ映画によくある低予算のホラー映画なんだろうなと思って興味がなかったのもあります。
低予算のホラー映画は外国のも見ていないままなので、そっちも本当にホラー映画なのかは分かっていません。
そういうわけで、冒頭の40分近くが「カメラを止めるな」ということで、連続で撮られているのも私は知らないままだったので楽しめました。
監督も出演者の方々もこの映画で初めて知りました。主演の濱津隆之は、カメラを止めるなが大ヒットした後のバラエティ番組で少し見たのを覚えています。
この映画は私はゾンビ映画だと思って見たので、後でコメディー要素のある映画で面白いなと。
まず、最初の40分近くのシーンは、ワンカットで撮影しているということで、ちょくちょく間があいたり、役者さんの台詞のタイミングに「あれ?」と思うことも多い中
ホラー映画が苦手な私はあまり慣れてないせいなのか、撮影中に本物のゾンビが出てきたこと?と、素直に受け入れていて・・・
で、1台でのカメラワークの動きが激しいから、えっと、この人がゾンビになって、この人は何が起こっているんだ~!?と思ったり、気が付くと真剣に映画に入り込んでいました。
そのワンカットでの撮影が進むにつれて、だんだんよく分からないな・・・と思うようにはなってきたのだけど、見えないところで何が起きているのか?が、この後はっきりするのが謎解きみたいで面白かった~。
一番印象の残ったのは、カメラを止めないために、出演者の人やスタッフがみんなで力を合わせて水面下で努力していたところ。
最初の40分近くの映像の間に何が起こっていたのかが、その後の映像で分かるようになっているのが面白い。
その何が起こっていたかを、ドキュメンタリーみたいにナレーションなしの映像で分かりやすく撮っているのが私は好きでした。
これだけヒットして話題になった映画だから賛否両論あるけれど、私は楽しく見られました。
役者さんもそれぞれの個性が光っていて、分かりやすかったです。お酒が大好きで飲まないと手が震える人や、硬水の水だとお腹の調子が悪くなっちゃうから軟水しか飲めない人などなど。
監督の日暮隆之の妻が元女優で急に出演が決まっての演技も面白い。
カメラのクレーンが壊れてしまったときの高さのある撮影が必要ということで、スタッフや出演者が協力している場面は、これが最初のあの時だったのか~~~と納得しました。
こういう評判が良い映画になると、期待しすぎて肩透かしをくらうことが多いのですが、今回はゾンビ映画だと思い込んでいた勘違いが良い結果になりました。
低予算で頑張っているスタッフ、特に監督の日暮隆之役(濱津隆之)が裏方でも頑張っている姿が、一生懸命なところに笑いと感動みたいなのを感じました。
たまたま今日が金曜ロードSHOW!の日で『カメラを止めるな!』を放送する日で良かった。