テレビ『ザ!世界仰天ニュース』17歳の自閉症ピアニストの努力に感動した!
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2019年1月29日の『ザ!世界仰天ニュース』は、
スポーツなどで足の裏に衝撃がかかると血液が壊れて貧血を起こしてしまう病気の話と
紀平凱成さんという自閉症のピアニストのお話でした。
紀平凱成は笑うと笑顔が爽やかな青年です。少し見ただけでは自閉症とは分からないかもしれないけれど、ピアニストになるために努力をして人前で喋れるまで克服したということに感動しました。
紀平凱成さんの登場でスタジオでカプースチン作曲の「8つの演奏会用エチュードOp.40 第5曲 冗談」を演奏していました。
紀平凱成さんは、2歳のときに自閉症と診断されて、幼い過ぎた頃から音楽だけでなく数字や裏側にしたジグソーパズルを合わせるなどの才能を発揮しています。
5歳の頃だったかな?ルートの計算の数字を書いたという紙が映ったのですが、数字だらけで見ても理解できないまま感心していました。
ピアニストが夢だった紀平凱成さんは、人の視線にも過敏だったり聴覚過敏などの症状にも苦労されています。
食器のあたる音も苦手で紙やプラスチックの食器にしてストレスを減らしていたり、イヤーマフをしてピアノの音にも過敏すぎるのを防いでいる。
そういった過敏なこともピアニストになりたいから克服するように努力して外出もしてテレビカメラに向かって話しているところが映っていました。
カプースチンの「冗談」を演奏した後に、絶対音感もあって一度聴けば再現できるというので短い曲を聴いてそれをピアノで演奏していました。
こっちの絶対音感と記憶力は、紀平凱成さんのお母さんが弾いていたエレクトーンを真似をして弾くという子どもの頃の映像を見てすでに驚いていたので。
子どもの頃から数字が得意で記憶力もあってというと、映画「レインマン」を思い出してしまったけれど、音楽以外の才能も本当に素晴らしいです。
英語の歌詞も一度聞いて覚えていたので驚きました。
今回、紀平凱成さんが出演して演奏したカプースチンの「冗談」は私が大好きな曲だったから記事を書いているというのもあります。
カプースチンの「冗談」は、8つの演奏会用エチュードの第5曲で楽しい曲。
第2曲の「夢」は、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんが演奏して以前よりも知られたと思います。
カプースチンの自作自演のCDも発売されています。
スピード感ある演奏なら、アムランの演奏も好きです。