映画『信長協奏曲(のぶながコンチェルト)』2016年公開、小栗旬が主演で二役を演じるタイムスリップ映画
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テレビでしていたので、そういえば最後ってどうなるんだろう?と思って鑑賞。
2014年にフジテレビ系月9で連続ドラマとして放送された、その後の物語。
原作は、石井あゆみの漫画で、アニメにもなっています。
ネタバレありなので、知りたくない方は注意してください。
ドラマ版は全話は見ていないのだけど、少しだけ覚えているあらすじを
高校生のサブロー(小栗旬)が戦国時代にタイムスリップして、そこに通りがかった同じ顔をした織田信長(小栗旬)と出会います。
そこで出会った本物の織田信長は病弱のために、サブローに自分と入れ代わって織田信長として生きてくれ、とお願いする。
柴咲コウ、向井理、山田孝之、古田新太といった豪華なキャストも人気だったような気がします。
フジテレビの月9としては初めての時代劇ということでも、幅広い年代の方に支持されて最高視聴率15.8%という記録も。
私自身は時代劇をあまり見ないのだけど、このドラマは時代劇というよりも、もし戦国時代の大名に現代人がなったら?というドラマとしても見ることが出来ます。
そんなわけで、映画のほうの感想~
映画でも、出演者はドラマ版と変わらないままで、ラストで織田信長になりきったサブローはどうなるのか!?
タイムスリップしてきたということは、またタイムスリップして現代に戻るのかな?というのが気になるところ。
それ以外にも、松永久秀(古田新太)も現代からタイムスリップして戦国時代に行っていたというのも、見たような見てないようなあやふやな記憶でした。
安土城も完成させて、帰蝶(柴咲コウ)とも結婚することにするが、その場所がなんと京都の本能寺。
明智光秀のこともミッチーと呼んでいて、ほのぼのした戦国時代にも見えなくはないような。サブローの性格も可愛いのが良かった。
歴史の教科書で織田信長がもうすぐ死ぬ運命にあると知っても、本能寺で結婚をしようとするくらいの歴史音痴で・・・。
織田信長の死については、遺体が見つかっていないことで、死因について様々な説があるかもしれません。
一応、本能寺の変で明智光秀の謀反にあい自害したというのが有力なのかな。
そういうわけで、本能寺で明智光秀となった本物の織田信長(小栗旬)がサブローを逃がすのだけど、その時の会話での本物の信長の気持ちが悲しくて。
サブローに嫉妬していた本物の信長・明智光秀が、ウエディングケーキの新郎新婦のお菓子をケーキの上に立て直すのも、複雑な感情がありそうだった。
*注意*
この時代にここまでのウエディングケーキが存在したのかなどは、タイムスリップのストーリーなど史実に忠実な映画やドラマ以外では気にしていません。
気にしていないというよりも、逆に楽しんで観ています。
そして、サブローは本能寺からは逃げられるのだけど、豊臣秀吉(山田孝之)に切られた!!!と思ったところで、現代に戻りました。
戻るのだろうな~とは思っていたから、サブローが無事に戻れてホッとしていたのだけど、そこに届いた郵便が・・・
SDカードに帰蝶の映像が入っているというのは、これを送ってきた外国の人もタイムスリップしてスマホを持っていたから同時代の人なんだろうけど、なんだかな~と思うところもあったり。
そう書きながらも、帰蝶の話を見て、その後にどうなっていったのかが少し分かって嬉しかったりも(笑)
細かいところを気にしないで見れば楽しい映画。小栗旬の笑顔も良かった。