6月4日の『しくじり先生』でのオリラジ中田の授業は、古代ギリシャの数学者ピタゴラス。
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『しくじり先生』でオリラジ中田の授業というと、「星の王子様」と「銀河鉄道の夜」といった小説の授業が凄く好きで感動したのを覚えています。
それ以外の偉人の授業も、もちろん面白くて勉強になっています。
そんなわけで、今回はピタゴラスの天才っぷりがよく分かった授業でした。
数学だけでも、何かの本でこんな昔から数式があったんだと思いながらも、また気にしない生活をしていて忘れることの繰り返しなので、今回のピタゴラスの授業だけでもメモしておきたくて書いています。
「しくじり偉人伝」ということで、最後は悲惨なことになってしまいますが・・・。
ピタゴラスは数学者で、ピタゴラスの定理(三平方の定理)で有名ですね。直角三角形の斜辺の長さを計算する公式で、中学校で習ったのが懐かしい。
ただ、ピタゴラスの定理をWikiで読んでみると、「この定理はピタゴラスが発見したかどうかは分からない」と書かれていますが、こちらを気にすると『しくじり先生』での学習が違ったことになってしまうので、ピタゴラスの定理はピタゴラス教団(ピタゴラス学派)によるものとしてくことにします。
ピタゴラスが生きた時代って、紀元前だから、どこまでが正確な事実なのか分からないのではと思いがちです。
その上ピタゴラスは様々な国を旅して周っているから、その旅の中で知った知識も多いことだと思います。
そんな約2500年前の人だけど、それでも授業をする偉人に選んだということは、めちゃくちゃやらかしていると中田は語りだします。
嫌いな勉強は何のため? というのが、今回のテーマ
数式を見てもみんな「へぇ~」で終わってしまっていて、中田も「数式を見たら 腹が立つ 人間だもの」と、相田みつおさんみたいな名言。
勉強をしていて、これって将来なんの役にたつのだろう?と思ったことがある人って、私も含めて多いと思います。
数学になると、買い物の計算くらいが出来ればいいのではないかと思ったり、計算機で計算すれば良いか~というくらい今は便利な世の中になってるし。
この中田の授業を聞くことで、なんで勉強をしないといけないのか?っていう答えが分かるということで、期待。中田の話も、思わず納得してしまうような説得力があったりするよね。
いや~こんなに詳しく授業してくれるとなると、本当に有難う!と思います。
ピタゴラスの凄い偉業と言われているもの
ピタゴラスは、数学だけじゃなくてなんでも出来た人らしい!
・哲学では「哲学者」という言葉を作った
・音楽では、世界最古の音階を発見
・天文学では、地球が円運動していると唱えた
・医学でも食事療法について研究が残っている
ここまで聞いただけで、天才すぎる。
音楽については、なんとなく聞いたか読むかしたことあったような気がしなくもないけど、忘れていました。
ピタゴラスの凄さが本当なのは、この後の偉人たちが、ピタゴラスの影響を受けていると文献に書いてあるらしい。
哲学では、プラトン。天文学ではコペルニクスの地動説に影響。ケプラーは、ピタゴラスの定理は幾何学の宝と。
ここまででも凄すぎる人物なのだけど、まだあるんですね。
宗教団体の教祖だった。これ、ほんとに初耳でした。
どうもピタゴラスは、子どもの頃から賢くて、勉強もできて楽器も弾けて、空を見ては星の研究までしていて。
若いときから、政治にも関わっていました。
ピタゴラスには政治のパートナーがいて、ポリュクラテスという人物。
そこからパートナーとの仲が悪くなり、ピタゴラスは旅に出ます。
その期間は20年という長さ。
エジプトでは、認められて神殿の奥地で秘儀を学びます。選ばれた人しか学ぶことができない秘密の学問のことを、秘儀という。
その後、バビロニア、ペルシアを旅して故郷に戻ると、ポリュクラテスは完全な独裁者となっていて、兄弟までも追放しています。
故郷には戻れないと思ったピタゴラスは、次にイタリアに行きます。そのイタリアの演説で大成功。
どれほど凄かったかというと、演説直後にピタゴラス専用ステージが建設されています。ステージの近くに住む人が出てきて、増え続けて街ができたという。
その都市の名前は、メガレ・ヘラスといって、別名「大ギリシャ」と言われ、当時のギリシャ本土よりも栄えていたって、どれだけ凄い人なんだろう。
周りの都市の権力者まで相談にきて、アドバイスをしていると、ピタゴラスのアドバイスが国の法律になる。
ここまでくると、ピタゴラスは天才すぎる才能の持ち主というのが分かりますよね。
次は、奇跡を起こし始めたピタゴラス
1、予言では、船に死体があることを言い当てる。
2、瞬間移動もできたという噂。離れた場所なのに、同時刻に見たという証言。
3、神様に挨拶をされた。河で「ごきげんよう、ピタゴラス」という声がした。
4、太ももが金でできていた。
こういった奇跡は、中田の解説では、すべて科学で考えられると仮説。
予言は、医学を知っていたから考えられたのではないか。
瞬間移動は建築学で、裏口や隠し通路があったのではないかと。
河の神様の挨拶は、山彦で、音の反響をしっていたから、音響学。
金の太ももは、金ぱくなどじゃないかと、ピタゴラスはエジプトでピラミッドの中に入れていたから、化学。
これを総称して、科学だったのではと中田。
ピタゴラスが旅を20年も続けた理由は、奇跡を見せるために知識を学んでいたのではないかと考えられると。
その後もピタゴラスは、まだまだ活動を続けます。
長くなってきたので、記事を分けます。