アニメ『彩雲国物語(さいうんこくものがたり)』美形男子が多い中華風ファンタジー、第1話


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少し前に『キングダム』のアニメを観て、王騎将軍のかっこよさに惚れたのだけど、王騎がでなくなると寂しくなって。

中国つながりとまでは言えないかもしれないけど、中華風の架空小説が原作のアニメ『彩雲国物語』も好きな美形キャラが多かったな~と思って、また鑑賞していました。

 『彩雲国物語』の原作は雪乃紗衣による小説。

第1作の『はじまりの風は紅く』(角川ビーンズ文庫)は、第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞も受賞しています。

 

余談ですが、2016年に出版された『彩雲国秘抄 骸骨を乞う (上)・(下)』では、角川文庫と角川ビーンズ文庫があって、下巻のほうは角川文庫版に書き下ろしの話が入っているということで、購入する場合は注意が必要かもしれません。

 

中国風ファンタジー小説といえば小野不由美の『十二国記』シリーズも有名ですよね。

私も両方とも好きな小説なのだけど、『十二国記』シリーズはホラー要素やシリアスなところがあるから、気軽に楽しみたい場合は彩雲国物語』が好きです。

 

アニメのあらすじ は、第1話『うまい話には裏がある』で、

子どもたちに「彩八仙」という仙人がいたという伝説の勉強を教えていた紅秀麗。

貧乏な暮らしをしているので、家人の茈静蘭と一緒に二胡を持ってお仕事に。

紅秀麗の家柄は、紅家という名門。

父親の紅邵可は府庫に勤めていても給料は安くて、紅家の長男でもあるけどある事情もあって、当主は弟に任せていた。

 

静蘭は朝廷の武官として働いているが、正体は流刑になった第二公子の清苑公子であり、現在の国王・紫劉輝のお兄さん。

 

ある日、秀麗にしょうたいしが会いに来て、金500両で仕事を依頼する。

内容も聞かないまま引き受けてしまった秀麗。

後宮に入って王の貴妃になって、半年以内に王様をまともに仕事が出来る王様にすることが仕事だった。

静蘭も一緒に武官としての仕事をうける。

 

そんな感じで、中華風のお話だと名前などが難しかったりするのだけど、

仕事をしない王様をしつけるのが、秀麗のお仕事ということです。

 

主上(国王)は、秀麗が後宮に入って5日経っても会えないというか、姿を隠しているままで。

主上付きの武官・藍楸瑛と文官・李絳攸は若いながらも優秀で、仲がいい。

 

王様に会えないまま秀麗が桜の花びらをとろうとしていたときに、ある男性が桜の枝をとってくれる。

その男性は自分のことを「余」と呼び、秀麗が名前を聞くと、らんしゅうえい(藍楸瑛)と、ばればれの嘘をつく・・・笑。

その偽者のらんしゅうえいを相手に、王様に会えないことを相談する。

秀麗に王を知っているから、伝えてやると言い出し、秀麗は「王様を助けに来たの」と教える。

他の言いたいことは、王様に会って直接話すと。

 

ここから、秀麗の夢だったことと国王の紫劉輝のトーリーが始まります。

小説のほうは集めていましたが、かなり長期に渡っての出版だったので、途中までしか覚えていなかったり。

イケメン男子の多い話や中華風ファンタジーが好きな人には合うと思います。

 

アニメで観ても美形で個性的なキャラクターが多いので、楽しめます。

秀麗は元気いっぱいの頑張り屋さんの女の子で、その周りに秀麗を大切に想っている人達が集まってきています。

そういう良い男がいっぱい出てきて、一人の少女をメインとして助けていく話なので、好き嫌いも分かれるとは思います。

 

私はこの彩雲国物語』は、かなり気分転換になっています。

小説のほうも新刊を楽しみにしていたのは途中までですが、新刊が発売されると前の巻も読み返したりしていたほど気に入っていました。