昨日の『関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦』で、ピアニスト中村紘子さんの訃報を知る


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今更ながらなので恥ずかしいのですが、去年の2016年に亡くなっていたというのを聞いて、驚いています。

昨日のピアノ対決にお弟子さんが出演していたから知ることが出来ました。

そんなわけで、今回はピアノ対決よりも、中村紘子さんの著書などについて書こうかなと。

 ブログをジャンルごとに分けようとして、わけられていないままなので、ここに書いています。

中村紘子といえば、ハウスのカレーのコマーシャルでも有名ですね。

かなり昔からCMがあって、子どもの頃にショパンの「英雄ポロネーズ」の曲が大好きになったのを覚えています。

(いつのCMだったのか探してみましたが、はっきりと分からなかったです。)

 

中村紘子さんのCDも持っていないままになりましたが、エッセイが大好きでした。

 

チャイコフスキーコンクールの審査員もしていて、そんなコンクールの様子を書いた『チャイコフスキー・コンクール―ピアニストが聴く現代』の本で、ヴァン・クライバーンというピアニストを知りました。

チャイコフスキー・コンクールの歴史も簡単に説明があったり、審査する側から見たコンクールも面白く読んだのが懐かしいです。

 

ピアニストという蛮族がいる』という本では、日本にどうやって西洋のクラシックピアノが広がったのかなど、日本で最初のピアニストのことも書いています。

 

文章を書くのも上手くてピアノが好きな人には、興味深く読めるエッセイだと思います。

中村紘子さんが凄いなと思うところは、多くの国際ピアノコンクールで審査員をしていることです。

実は演奏自体は、カレーのCMは好きだったけれど、長時間聴くほど好きとは言えませんでした。

それでも海外でも活躍されて、そんな自分の経験も交えて執筆活動までしていたので、凄い人だなと思っていました。

 

久しぶりに中村紘子さんのエッセイが読みたくなって、本棚から出してきました。

私がクラシック音楽のエッセイなんか興味がなかった頃に、面白く書いてくれていて楽しめたということでお礼を言いたいです。

特に『チャイコフスキー・コンクール―ピアニストが聴く現代』を読んだのが、ピアノを習っていたときで、練習をしなさいと言われて嫌々していたのも懐かし思い出となっています。