現代風になった名作ミュージカル、映画『ANNIE/アニー』


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5月5日の「金曜ロードショー」は、地上波初登場のミュージカル映画ANNIE/アニー』が放送されました。

製作には、ウィル・スミスもいます。

「アニー」といえば、ブロードウェイ・ミュージカルだと思っていたのだけど、この2014年度の映画化で3回目でした。

 「Tomorrow」の曲のサビくらいしか知らなかったけれど、日本語訳の歌詞を見ていると明日も頑張ろうと思える曲。

「アニー」の文庫本も持っているのだけど、積読のままになってしまっています。

 

現代版のアニーというのが、楽しく見られる要素になっていたのかな?とも思っています。

(現代版しか知らないけど、家の中が最新という感じで綺麗だった)

 

主役のアニーは、クヮヴェンジャネ・ウォレスが演じています。

ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』の映画では、あのアカデミー賞を史上最年少で主演女優賞にノミネートされています。

他の出演者に、ジェイミー・フォックスとキャメロン・ディアスが出演しているとなると、「金曜ロードショー」が始まるのを楽しみに待っていました。

 

音楽だけじゃなくてダンスも良かったです!

 

あらすじは、アニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)はミス・コリーン・ハニガン(キャメロン・ディアス)に引き取られているが、本当の両親を探し続けています。

ミス・ハニガンは施設を営んでいて、子どもたちにいじわるな、ディズニー映画にありそうな悪役。

そんな生活の中、アニーが犬を追いかけて道路に飛び出したのを助けたのが、NY市長選に立候補しているスタックス(ジェイミー・フォックス)で。

スタックスは子ども嫌いだけど、アニーを引き取ることで選挙に有利になると考えて、一緒に生活をするようになります。

 

アニーとスタックスさんは一緒に生活するうちに、だんだんと親子のような大切な存在となっていって。

そんな時に、アニーの偽者の両親が現れて・・・

ネタバレありですが、ミス・ハニガンも本当は優しい女性だったりと、安心して見られる映画でした。

 

話の結末も知らないはずなんだけど、ハッピーエンドになる、と分かっていたのは何故だろう。

有名なストーリーだから、どこかで知っていたのかもしれません。

 

アニーもとてもチャーミングで可愛い元気な女の子だから、見ていて楽しいです。

ジェイミー・フォックスも『Ray/レイ』の映画で、レイ・チャールズ役でアカデミー主演男優賞を受賞しています。

キャメロン・ディアスってミュージカルというか歌を歌うイメージがなかったのだけど、思っていた以上に良かったです。

 

ハニガンの家にいる子どもたちが貧しい生活なのだろうけど、楽しく生活しているように見える物を使ったダンスも、凄く上手く取り入れている。

そこが暗くなっていなくて、子どもたちの服装もお洒落です。

 

この現代風のアレンジに関しては賛否両論あるかもしれませんが、私は楽しめる映画になっていて好き。

と、以前の映画を観ていないままの感想です。

観ると変わる可能性もあるのかな?と思いつつも、音楽もアレンジしているらしいので、これはこれでありだと思う。