『キングダム』のアニメで王騎に惚れた!
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中国の歴史というより、歴史全般が苦手な私です(特に中国は漢字が読めなくて)。
ここのところテレビなどで『キングダム』という漫画の名前を耳にして、興味が出てきてアニメを観ました。
中国の歴史小説といえば、まず「三国志」が頭に浮かびますが、以前吉川英治の小説を少し読んで、漢字の名前の多さに挫折したような気がします。
三国志や中国の歴史が好きな方って本当に好きなんだなというのを、ブラウザゲームで三国志のゲームを遊んだ時に知りました。
で、この『キングダム』の時代が、紀元前の春秋戦国時代という三国志よりかなり前の時代。
「しん」と「ひょう」という二人の男の子が、秦の国で孤児という身分にも関わらず大将軍になるのを夢見て剣の修行をしていた。
その二人をみつけた秦の大臣が「ひょう」を連れて行く。
「ひょう」は秦国の王「えいせい」と見た目が全く同じで身代わりとなって、最後は力尽きる。
この「ひょう(漂)」も凛々しくて賢い男の子で、死に様が皆を守るために戦って、それがまたかっこよくて。
紀元前という時代だからというのも大きいとは思うけれど、登場人物が魅力的なアニメです。
主人公の「しん(信)」は、秦の武将・李信のことらしい。
全く知識もないままなんとなくアニメを観始めて、秦の王「えいせい」が後の始皇帝というのも検索してから知りました。
そんな感じで観ていたので、名前は覚えていない人が多いままだけど、この『キングダム』のアニメは面白かったです。
私が見たのは、まだ第1期だけになります。
その中の「おうき(王騎)」という将軍が本当にかっこよくて惚れました。
始めて登場したときは、独特な話し方と個性で変な人かと思っていたのだけど、将軍としての責任もしっかりしていて、最後まで強かった大将軍。
セリフも不敵な笑いが入った言葉が多くて、刺されても笑っていました。
そんな将軍だけど、過去に結婚しようとしていた相手もいて、女性で秦の六大将軍だった「きょう」との約束も覚えていたシーンも良かった。
それが王騎将軍にとっての、さりげない愛の告白というか、プロポーズだったのだと思う。
王騎が死ぬシーンなんか、感情移入してしまって「死なないで」と思ったほど。
「しん」はずっと「童信(わらべ しん)」と呼ばれていたけれど、その中にも王騎将軍がしんを可愛がっていたのも伝わってくる呼び方で。
王騎将軍のキャラの濃さに、まさか途中からカッコいい!と思うようになるとは思ってもみなかったのだけど、もっと王騎将軍を見ていたかったな~。
そこから実在した人物なのか調べてみたりと、歴史関係が苦手なわりには『キングダム』のアニメにはまっている私。
「きょうかい」という女性の不思議な剣術にも惹きつけられるものがあります。
暗殺一族として育てられた少女という設定。
「てん」という女の子は、山の民族で蓑をかぶっていて「しん」と最初は一緒に暮らしていたが、女というのを言っていないままに。
登場人物が多くて名前も覚えられなくても、アニメだと顔で見分けられるのが良いですね(笑)。
そんなわけで、『キングダム』のアニメは面白くて感動もする話でした。
主人公の「しん」も単純な性格でポジティブなのが良いです。