やはり薬物依存は怖い!清原和博氏のインタビューをテレビで観ていて感じた


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パソコンも見ながらの、テレビで清原さんのインタビューを聞いていました。

一週間に一度病院に通っていて、覚せい剤をやめられたという言い方は、なかなか言えないとのことであった。

一日一日、今日は使わなかったから明日も頑張ろう、という積み重ねの日々だと言う。

覚せい剤のことを、怪物・悪魔と呼び、悪魔のささやきと戦い続けるのは、一生続くものなのかなという、覚せい剤の怖さが分かる発言。

清原氏は、自分では依存症になっていないと思っていたと語る。先生にあなたは薬物依存者ですと宣告されるまでは、自分は違うと思えてしまう薬なのか・・・

 

プロ野球選手として現役時代には、「グリーニー」という興奮剤みたいな薬を使用したことはあったが、清原選手が現役のときには禁止されていなかった薬物。

成分的には覚せい剤とよく似ているらしい。

疲労感がなくなり、身体能力も向上する作用がある薬で、現在はプロ野球界で禁止薬物とされている。

こんな薬があって使っていいとされていたら、大事な場面のときなど私でも使いそう。

 

引退してから、お酒を大量に飲むようになって、軽い気持ちで覚せい剤に手を出してしまったと話す。

何かあると使ってしまうけど、全く使わないでも平気な時はあったから、コントロールできていると思い込んでいたと語る。

 

ここで、一日一日覚醒剤を使わないように戦っている状態だけど、使っているときは全く使わない期間があっても大丈夫ということは、どういうことだろという疑問もありますが、波があるんだと思っておきます。

 

清原氏は息子さんの話になると涙を流していて、会いたいですという子どもに対する父親の気持ちは本物だと伝わってきたから、頑張って治療して欲しいなと思います。

 

清原氏のインタビューが終わったときに、東京大学薬学部教授であり脳研究者の池谷裕二さんが、薬物について話していて

一度使ってしまうと脳の神経回路が変化してしまって、一生そのまま治らない。意志の力ではどうにもならないものだということも言っていました。

それで再犯率が多いということでした。

脳のシナプスがなんとかって話していたけれど、難しくて理解できず。

 

アルコール依存症になった方が、一生お酒を飲めないというのと同じなのかなと思っています。

アルコール依存症の場合は、なる人とならない人がいるので、また違うところもあるのかも。

入院治療が必要な依存症は、一生付き合っていくものになりそうだから、やはり怖いですね。

 

私はタバコには依存していたときがあったけど、ただのタバコでも禁煙すると変な感覚になってました。

禁煙してから一年が経っても、喫煙欲求がまだ起こったりするし、ここ何日かは一日に何度も吸いたいと思っている。精神的依存なんだろうけど、禁煙でもきついです。

 

タバコだと、近くに置いていて禁煙するということも可能だった。

それなのに、一年くらい経ってもまだ吸いたい時があって、こんなに続くのか~と経験してから気がついたわけで。

喫煙欲求が起きているときは、一本くらい吸ってもいいかな...って何度も考えてしまう。

そうやって思っても禁煙を続けている理由は、一本吸った後にまた禁煙できるという自信がない、という一言につきる。

多分私が一本(一口でもなるかもしれない)でも吸うと、また喫煙者に戻ってしまうだろう。

そんな私が禁煙を続けられているのは、値段が高くなったのと喫煙できる場所が少なくなっていって、これからもっと禁煙しろってなりそうだから、喫煙者に戻るのは避けたい。

 

このブログを書きながらも、「あ~タバコが吸いたいな」と思っているくらいだから、そうとう精神的な依存が大きかったのかもしれない。

喫煙者だったとき、タバコを吸ってるとイライラもおさまると思っていたし、起きたら吸って、何かする前に吸って、終わったら吸ってって、一日の生活の中にタバコの時間がしっかりあったのが懐かしい。

何をそんなにタバコに求めていたんだろう。何故かタバコを吸うと救われた気分になった気がしていたし、今でもイライラしているときにタバコを吸えば落ち着くかもしれないって考える。

こうやって書いていても喫煙しないのは、結局吸う勇気もないんですよね。

それでいて、タバコに代わるものが何かないかなって、まだ何かに精神的な依存をしようとしている私。

こうやってタバコのことを書いているのは、家にあるタバコを今年最後のゴミで処分しようと思って。

期限も過ぎたタバコだけど、このまま家に置いておくと、何かあったときに本当に吸ってしまう可能性があるから。

 

覚醒剤の場合は、自分でコントロールできないというから、生きている限り戦いは続くのかもしれない。清原氏も治療が終わったからといって、やめられたとは言えないと自分でも話していた。

覚醒剤は、本当に怖い薬物だなと思った。

 

それに比べるとタバコの依存性なんて、気のせいみたいなものだろう。

そう思いながら3箱ほど残っていたタバコを処分した日でした。