『デンジャラス・バディ』(原題: The Heat)、サンドラ・ブロックとメリッサ・マッカーシーのアクションコメディ映画


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2013年にアメリカ合衆国で製作され公開されました。日本では2014年に公開。

監督:ポール・フェイグ

正反対の女性コンビによる、爽快なアクション・コメディ!ネタバレあり

 サンドラ・ブロックと言えば、1994年の『スピード』でキアヌ・リーブスと共演して二人ともが一躍有名になりました。

メリッサ・マッカーシーは、先日鑑賞した『SPY/スパイ』で、何作もポール・フェイグ監督とタッグを組んでいるのと、メリッサ・マッカーシーの他の映画も観てみたくなったので。

 

キャスト

・サラ・アッシュバーン(サンドラ・ブロック
・シャノン・マリンズ(メリッサ・マッカーシー

 

 

あらすじ

FBI捜査官のサラ・アッシュバーン(サンドラ・ブロック)は、有能なのだが性格に問題ありというか、生真面目で堅物すぎて同僚からは疎まれていました。サラ・アッシュバーンにそのつもりはなくても、上から目線で話してしまっているときもあり...。

 

そんなサラ・アッシュバーンとボストンの麻薬組織を取り締まることになった、地元の女刑事シャノン・マリンズ(メリッサ・マッカーシー)。

マリンズ刑事のほうは、アッシュバーンとは正反対の、野蛮で暴力的で口が悪い警察の問題児であった。

 

そんな二人が、トラブルを起こしながらも、事件の核心にせまって解決できるのか!?

 

感想

この二人は、出会ったときから反発しあってますね~。アッシュバーンに自分が車を駐車する場所を取られて、仕方なく駐車場に止めたのはいいけれど、車のドアを開ける幅がなく出られないマリンズ刑事。

車から出るために、他の車を窓をつたって移動するという、周りに迷惑な行動で。

 

実は、この映画の題名を見て『デンジャラス・ビューティ-2』の続編なのかと思い込んでいました。サンドラ・ブロックがFBI捜査官というのは、同じだし。

『デンジャラス・ビューティー』とは違った感じで、こっちも楽しめました。

 

マリンズ刑事が無謀な行動をしているようで、アッシュバーンのほうも、天然がはいってるというか、真面目すぎての行動になるのかもしれないけれど

レストランで食事を喉につまらせた人を助けるのに、テレビで見た(だったよね?)、気管を切開してストローを入れて気道を確保ってやつは、FBI捜査官でも無理でしょ!

って、つっこみたくなってたら、やっぱりストローからは血が噴出してて。

結局、その人はマリンズ刑事が胸を思いっきり叩いて助かりました。

 

アッシュバーンはマリンズ刑事の影響が大きくて、かなり振り回されてるのが面白い。

メリッサ・マッカーシーの口の悪さ、型破りなキャラに対抗する形で存在する相棒も、サンドラ・ブロックだから面白くなった映画かもしれません。

凸凹コンビで、サンドラ・ブロックがカッコいい真面目なFBI捜査官から、だんだんと遠く離れていく様が笑えます。

 

お互いの人生のことや家族のことなどを話したり、アッシュバーンの過去が大変だったりと、じっくりと話すほどの時間はなくても分かり合えているようでした。

 

こういう二人がコンビを組んで、二人の出番が多い映画となると、その二人の演技で決まっちゃうところがあると思います。

サンドラ・ブロックは大好きな女優さんで、メリッサ・マッカーシーも最近観ていて気持ちがいい女優さんなので、私は面白く観られました。