『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(原題: The Big Short)の映画を観た感想・一回目
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2015年にアメリカ合衆国で公開された映画。
原作は、マイケル・ルイス『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』
ノンフィクションの映画ですが、私には難しすぎでした。その意味も込めて、いつか理解できそうになったら2回目を観たいなと思いながらのタイトル。
お、これブラッドピット出てる~!と喜んで観たのだけれど、難しすぎました。
この映画は、あらすじもはっきりと分かってないので、書けません。
書こうとしても、リーマンショックに至るまでのアメリカ経済のことらしい、という、かなりあやふやな書き方になってしまいます・・・。
とりあえず株を空売りするということは、その株価が下がるのを見越して証券会社から株を借りて売る。株価が下がったらその株を買い戻すことで差額が儲けとなる。
要するに、持っていない株を借りて高いときに売る。安くなったら買って返す。という、買うのと売る順序が普通の株取引とは逆のことだと、私は認識しております。
この空売りをするためには、証券会社に信用取引口座を開設する必要があります。
信用取引の口座を開設するには、審査にも通らないといけません。
で、この「マネー・ショート」の映画では、カジノで仕組みの解説もあったのですが、「え?え?どういうこと?」と考えていると、説明してる場面は終わっちゃいました。
見ていると、言葉は悪いというか意味が違うような気がしますが、ねずみ講みたいに、次に次にとつながっていく住宅ローンのような。
見終わっても、誰が儲かったのかも理解してないままになったわけで。
銀行が破綻した理由もいまいち分からなかった。
サブプライムローンと、それが不良債権化していくのは勉強しないと、少し読んだくらいでは分からない。
そのことに早く気がついた、クリスチャン・ベール演じるマイケル・バーリが動いているのは分かったけれど、それくらいで・・・。
最初に、マーク・トウェインの名言があって、途中で村上春樹の「1Q84」の言葉もありました。バフェットの名前も出てきたような。
映画を観るのも、知識が必要なんだなと気がついたから、それは良いことかもしれない。今度観る機会があったら、出てきた専門用語くらいは理解してから観たい映画になりました。
文庫本にもなっているみたいなので、そっちを読んでみたいです。