『カンパニー・メン』(原題:THE COMPANY MEN)、キャストは豪華だった
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『カンパニー・メン』原題:THE COMPANY MEN 2010年製作 104分
監督・脚本:ジョン・ウェルズ
キャスト:ベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ケヴィン・コスナー、マリア・ベロ
「カンパニ・メン」は、ジョン・ウェルズ監督の長編映画監督としてのデビュー作品。
ジャンルとしては、ヒューマンドラマ
解説・あらすじ
リーマン・ショック後の不景気により、会社をリストラされたエリート・ビジネスマンたちの悪戦苦闘を描いた社会派ドラマ。
ボストンに本社を構える総合企業の販売部長として必死に働いてきたボビー(ベン・アフレック)は、ある日突然リストラを宣告される。すぐに再就職できると考えていたボビーだったが、現実は想像以上に厳しく解雇手当は底をつき、車も家も手放すことに。そんな中、工務店を営む義兄のもとで大工として働き始めた彼は、自身の生き方を見つめ直していく。
(Yahoo!映画より)
「カンパニー・メン」の映画は、2008年9月15日月曜日のテレビのニュースから始まる。
この2008年9月15日は、「リーマン・ショック」と言われる、アメリカ合衆国のリ^マン・ブラザーズが破綻した日です。
リーマン・ショックについては、私が詳しく分かっていないので省きます。
映画内の時代としては、2010年かと思われます。ジーン(トミー・リー・ジョーンズ)が出ていた会議で業績の話をしていました。
この映画は、私には人間関係が難しくて。ジーンとボビーは親しい間柄みたいなのですが、最後まで分かりませんでした。
フィル(クリス・クーパー)は、自分もリストラされないか不安になる。
ボビーもジーンもフィルも、エリート・ビジネスマンと呼ばれる部類に入るのだろうが、家や車は高そうでも、家族のことも大切にしていて人間味がある。
対して、社長のほうは、社員よりも株主のほうが大切だから、今まで社を支えてきた人達を切るのも平気というか、それが当たり前。
そういうわけで、アメリカの不景気によるリストラされた人達の物語。再就職もすぐ出来るだろうと考えていた30代後半のボビー(ベン・アフレック)でも難しく・・・。仕事がないわけではないが、ボビーは自分がエリートだったというプライドが捨て切れない。今の生活レベルも下げたくないから、なんとか就職しようと必死になるが以前のような給料の仕事はみつからない。これまで仕事を選ぼうとしていたけれど後がなくなり、ボビーの奥さんのお兄さんジャック(ケヴィン・コスナー)に雇ってもらって、大工仕事を頑張ることにする。
この「カンパニー・メン」の映画は、面白いとかハラハラするとか続きが気になるとかはないのです。
でも何故か退屈というほどじゃなくて、観続けてしまうところがあります。
仕事がみつからない時のボビーも、静かに耐えているという感じでした。
キャストが豪華だから観てしまう映画かもしれません。
ボビーの仕事がないのを心配そうに見るジャック役のケヴィン・コスナー。一緒に食事していたときに落ち着かない様子で、ボビーを心配していた優しいおじちゃんです。
給料を計算が間違ったふりして少し多めに渡すところとか、カッコいい。
その他にも残念なことになってしまったフィル、副社長だった責任も乗り越えてもう一度頑張ろうとするジーン。
トミー・リー・ジョーンズとケヴィン・コスナーが、凄くかっこいい映画でした。